生ローヤルゼリーと調整ローヤルゼリーの違い
ローヤルゼリーはいわずと知れた健康食品ですが、ローヤルゼリーの中にもタイプがあり、それによって長所や短所があることをご存知でしょうか。
目的や好みによってタイプを選び分けることは、ローヤルゼリーを末永く継続していくためにも重要です。
今回は、生ローヤルゼリーと調整ローヤルゼリーの2つのタイプについてご紹介していきます。
生ローヤルゼリーの特徴
生ローヤルゼリーとは、ローヤルゼリーの中でも生成後72時間以内に採取されたものをいいます。そのため、一般的に鮮度・純度共に高い点が特徴です。
●他タイプよりも栄養価が高い
鮮度と純度が高いということは、健康成分も他タイプと比べて多く含まれていることを意味します。
他タイプのローヤルゼリーは、添加物が加えられていたり乾燥していたりと人間の手が加えられることが多く、その分本来の栄養が失われてることがほとんどです。
生ローヤルゼリーにはそういった余分なものが加えられていないため、ローヤルゼリー本来の栄養を摂取することができます。
●長期保存しにくい
こちらはデメリットとなりますが、添加物の入っていない生ローヤルゼリーは非常に酸化しやすく、開封後の長期保存はオススメできません。
冷蔵庫等で密封して保管するとしても、3ヶ月以内に使い切るのがベターと言えるでしょう。
なお、開封していなければ1年程度保存しても大丈夫です。
●酸味が強く、クセがある
生ローヤルゼリーはピリッとした酸味があることで知られています。
これは鮮度が高いという証拠になるのですが、苦手という方も少なくありません。
もし味が気になる場合には、ハチミツと混ぜる等工夫して飲むようにしてみるとよいでしょう。
調整ローヤルゼリーの特徴
調整ローヤルゼリーとは、ローヤルゼリーを粉末状にし、添加物等を加えた上でカプセルや錠剤にしたものを言います。匂いや味、保存面での心配がない点が特徴です。
●生ローヤルゼリー特有の酸味がない
上述の通りカプセルや錠剤型で摂取するものなので、味や匂いはほとんど感じることはありません。
生ローヤルゼリー特有の味が苦手な方でも飲める点は大きなメリットといえるでしょう。
●長期的に保存が可能で、持ち運びに便利
カプセル・錠剤ということは生タイプよりも保存が利きやすいということになります。
とりあえず買い溜めしておくといったことも可能になるので、生タイプよりも融通が利きやすいといえます。
また、小分けにしやすいので持ち運びにも便利です。
旅先等でも欠かさず飲みたい方には嬉しいメリットとなります。
●品質面と栄養面で生タイプに劣る 乾燥させた上で添加物を加えるため、その過程で栄養が失われることが多くあります。
そのため、生タイプと比べると品質面・栄養面で劣ってしまうことは避けて通れません。
ローヤルゼリーの品質を決めると言われるデセン酸の量も、一般的に生ローヤルゼリーの方が豊富に含まれています。
このように、生ローヤルゼリーと調整ローヤルゼリーのメリット・デメリットは、対になっているといえます。
健康面を目的にするのであれば、基本的には栄養価の高い生ローヤルゼリーを選ぶことがベターではありますが、好みや生活スタイルによってベストなタイプは変わってしまうので、一概にどちらが優れていると判断することはできません。
自身の健康状態・好み・生活スタイルを全て考慮に入れた上で、どのタイプのローヤルゼリーが良いか見極めるようにしましょう。
【出典】
https://www.peacepsych.org/03.html
https://www.mog-mog.jp/syuruikara.html
http://www.labocasf.com/0_1_03.html
http://clydesdalefitness.com/adjustment.html
http://www.bin38.com/difference-overview.html